「自律神経」と、聞かれたらどんなイメージをされますか?

☑頭からの命令?
☑乱れると怖いもの?
☑整えると良いことがある?
☑睡眠と関係している?
☑ストレスが多いと危ない?
☑ホルモンバランスと関係してるもの?

などと耳にすることもあり、何となくイメージはつきますか?

しかし、「自律神経が何をするのか教えてください。」と言われると、
なかなか説明しにくいものですよね。

自律神経の大まかな役割は、テレビやインターネット、本などで
健康と自律神経に関係があることが広く知られてきました。

自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があります。

この記事では、各々の働きの違いやストレスによって影響されるものや、
自律神経のバランスの乱れが、倦怠感、冷え、頭痛、胃痛、不眠、うつ、免疫力低下などの不調や、
PMS(月経前症候群)や更年期の不快な症状の原因になる理由をお話させていただきます。

そして自律神経のバランスを整えて、健康に暮らしましょう!!

・自律神経とは?

神経とは体の各部にある組織と脳をつなげるネットワークのことです。
さまざまな指令や情報がこのネットワークを通じて行き来することで、
体の正常な働きが保たれています。

私達の神経は、脳や脊髄にある中枢神経と
全身にある末梢神経の2つに大きく分けられます。

多くの内臓の働きに関わる自律神経は、
私達がどれだけ頑張っても自由にコントロールすることはできません。

自律神経は交感神経と副交感神経に分けられ、バランスをとりながら働いています。

・自律神経の大元は?

自律神経の中枢は脳の視床下部という場所にあります。

自律神経は多くの内臓の働きを調節しており、実に数多くの内臓に関わる重要な神経で、
心臓、肺、胃腸、肝臓、腎臓、膀胱、血管などに分布しています。

交感神経と副交感神経は、体の内外の状況や部位に応じて
働け(興奮)や休め(リラックス)の役目が交代して働きます。
例えば、仕事をしたり緊張したりするときは交感神経が、休んだりリラックスしたりするときは副交感神経が活発になっていると理解できます。

ストレスは自律神経、特に交感神経に影響します。

何をストレスと感じるかは、個人差があります。
また、対人関係や、温度や音、においといった刺激を不快に感じる場合でもストレスとなります。
このようなストレスは脳で感知され、自律神経や内分泌機能などに影響を与えることで、
体調に変化が現れたり、睡眠や感情に影響します。

ストレスを受けると、身体の中では?
ストレスを受けると脳からの命令で、
副腎から副腎皮質ホルモン(ストレス緩和ホルモン)が分泌されます。
同時に、交感神経が支配している副腎からアドレナリンなどのホルモンも分泌されます。

これらのホルモンには、
☑血糖値上昇
☑血圧上昇
☑免疫抑制
☑胃酸分泌促進
☑覚醒
といったさまざまな作用があります。

そのため、ストレスを受け交感神経が優位になり続けると、
不調やトラブルにつながりやすくなります。

さらにストレスを受け続けたときに実感しやすい体調変化として、
☑だるさ
☑倦怠感
☑冷え
☑肩こり
☑胃腸の不調(便秘、軟便)
などが挙げられます。

交感神経優位の生活はそのほかにも、
☑頭痛
☑不眠
☑うつ
☑免疫力低下

様々な事が、生活に影響します。

 

少しでも気になる方は、お気軽にご相談ください(*^^*)

まさき整体院